観光都市としてのシアヌークビルが終焉を迎える

昔から海岸リゾートとしてカンボジア人やツーリストに親しまれてきたシアヌークビルですが、2017年台になって中国人の入り込みが多くなり、それに伴ってホテル代も上昇、物価も上昇しています。
数年前まで1泊$15〜$20程度のホテルが、今では$100とバブル状態になっています。
これにより、ツーリストの減少が著しく、もはやシアヌークビルは中国人のための街となってしまいました。アパートには多くの中国人が住み、中国人向けの店舗やカジノまで乱立しています。
中国人が多くなると、様子がどのように変化するか、これは皆さんのご想像にお任せしますが、私的には中国の観光地に来たような気分になりますね。
西洋人は当地のコッコンやカンポット、ケップ方面に観光で滞在しているようです。
プノンペンからシアヌークビルまでの高速道路建設も決まり、交通的には便利になるようですが、シアヌークビルはまるで「マカオ」のようになってしまった。と最近の報道でも評価されています。
海岸の美しさはシアヌークビルよりも、当地コッコンや近隣の離島のほうが遥かに美しいので、旅行を計画している方は参考にしてください。
今日は大晦日で、多くのカンボジア人が車でプノンペンなどから当地に来て、各ホテルは満室、レストランも満員で行列ができ、いつもの店で朝食のクイッティオを食べるのに30分待ちでした。
地元のカンボジア人も避けるようになってしまったシアヌークビル、残念ですね。

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